今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。
そして一見どんな内容か判別しにくいタイトルですみません。それにも関わらず、ページを開いてくれてありがとうございます。
今日の話は結局はWin-Winの話になると思います。
Win-Winをぼくとしての観点で考えればと思いますので、お読みいただけると幸いです。
コミュニケーションをして、新案を模索する
最近、妻との会話で発見がありました。
なんの話かは忘れてしまったのですが、ぼくと妻で意見が真っ向から違いました。
ぼくの意見がAとするならば、妻の意見はBでそれぞれ違っていました。
しかし時間は1時間ほどかかりましたが、それぞれがなぜAだと思うのか、Bだと思うのかを説明し、わからないところがあれば適宜質問し合うことで、Cというお互いが納得できる解を導くことができました。
これってコミュニケーションをする上でとても重要なことだと思うのです。
お互いの意見を突き通すだけではなく、それぞれが思う理由を説明し、納得し、お互いが納得できる新しい策を一緒に考える。
もしA国とB国があって、Zという土地を両者が欲しがっていたとします。
昔であればすぐに戦争になっていたかもしれません。さっきの妻との会話の例によると、自分たちの主張を変えずに言い争っていたような形です。
しかしこれはお互いの体力・気力を奪うばかりか、ムードも険悪になり、関係は悪化するでしょう。そして利益が合致していない両者は離れるか、どちらかがどちらかを潰したり無くしたりするのが通例です。
こんなことをしている限り、世の中から争いはなくなりません。
A国がB国と戦争をし、仮に勝ってZという土地を獲得できたとしても、必ずB国からは報復があります。世の中には返報性の法則があって、やったら必ずやり返されるのです。
よく、返報性の法則はなぜ起こるのかという意見を聞きますが、もし返報性の法則が適用されなかったらと、考えてみるといいと思います。
さっきのA国とB国の例で言えば、A国がB国をやっつけて、B国が何もしなければ、A国の独壇場となります。もしA国が天下を取ったとしても、その栄華は長くは続きません。それは今までの歴史を見ても明らかです。諸行無常、常なるものはないのです。
争いをなくすためにはどうすればいいのか。両者がそれぞれ「Aでいい」という風に意見が一致していれば良いです。それは普通に両者が一致した意見で話を進めればいいだけです。そこに争いは生じません。
では、A、Bそれぞれ主張が違う場合はどうしたら良いのか。それにはお互いが納得するCという新案を作り出すしかありません。
そこに必要なのは「会話」です。A≠Bですから、そこで争っても解決には至りません。なぜAと思ったのか、なぜBと思ったのかのプロセスをお互いが共有する必要があります。
ぼくの好きなゲームで「オレンジゲーム」というものがあります。
これは、オレンジが一つしかない中、Aさんはオレンジを使ってオレンジジュースを作りたい。Bさんはオレンジを使ってオレンジマーマレードを作りたいという形になっています。
オレンジは1つしかないのに、それを2人が奪い合うような形です。さっきのZという土地を奪うA国とB国に似ていますね。さあ、あなただったらどうしますか?
コミュニケーションを取って、それぞれが欲しがっている理由を把握する
この答えを知っている方もいらっしゃるかと思いますが、Aさん、Bさんとで、オレンジを使う理由をヒアリングすればいいのです。そうしたら、Aさんはジュースを作りたいので、オレンジの果汁を貰えば良い。逆にBさんはマーマーレードを使うためのオレンジの皮が必要なので、それを貰えれば良い。ここがわかると、果汁はAさんへ、皮をBさんに渡せば、1つのオレンジを使って2人が目的達成できることになります。
これと同じことを現実世界でもする必要があると思うのです。
自分の意見だけを押し通しても、その際反対意見を踏み潰していれば、その報復は必ず来ます。
そうならないためには、反対意見も聞いて両者が納得する解を出していかないと、関係性は悪化するでしょう。
それが今後このようの中で自分のやりたいことを現実化するのに役立つと考えています。
重要なのは、相手へのリスペクト
ここまで、いわゆるWin-Winになるためには、
- ひとりよがりになってはいけない
- 相手に危害を加えれば、必ずその報復がある
- お互いの利益はどこにあるかについて、コミュニケーションを取って認知し合う
- お互いの利益が確保できる着地点を決める
などのことが重要であると説明してきました。
そして最後にコミュニケーションを取ると同じくらい重要だとぼくが考えていることが、相手をリスペクトすることです。要は自分の意見がA、相手の意見がBだったとき、Bの意見をAの意見と同じくらい尊重するということです。
なぜなら、新案のCを作るためには、Aを主張することはもちろんのこと、Bを本当に理解していないと、Cを作り出すことができないからです。Cを作り出すのに本気であれば、Bのことをちゃんと理解しようとするはずです。
なので、相手の意見へのリスペクトが必須なのです。ここを逃して自分のAという意見ばっかりに着目してしまうと、ずっとCというお互いが納得できる案に到達することはできません。Bさんとより良い関係を作りたく、そしてAとBと意見が異なっているならば、お互いをわかりあって、新しい案を作り出す必要性があると思います。
とはいえ、これには物凄い労力がかかります。ヘトヘトになります。ですから、本当に大事だと思う点だけで良いと思うので、そういうここは譲れないけど、この相手とは上手くやっていきたい、と思う場面だけ、本気を出せば良いと思います。
今日は以上になります。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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