すべり台順番

やってはいけないと、言っているわけではない

みなさん、こんにちは。今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。

今日のテーマは自分を大切にする気持ちと、他人を気遣う気持ちのバランスの取り方について、話をしようと思います。

自分のやりたいことばかりはできない。他人にも気を遣わなければならない。

誰しも子どもの頃に親御さんから自分勝手に行動するのではなく、周りを見ることを教えられたのではないでしょうか。

ぼくにも子どもがいるのですが、よく週末は公園に遊びに行きます。

すべり台ですべるのですが、たまに他の子どもが横入りしてきます。

そうすると親御さんが、「ダメでしょ!順番に並びなさい」と注意されます。

このとき子どもの頭の中ではどのように言葉を受け取るのでしょうか。

普通に考えれば、「そうか周りの人もいるから、自分だけ良ければよいのではなく、周りのことも考えないといけないな」と思うのではないでしょうか。

これは社会に出る上で必要な、いわばスキルです。場の空気を読むのとかとも似ています。KYは嫌われますからね。

しかしこの「空気を読み過ぎる」、「周りを気にし過ぎる」ことはよくないことだと思います。

すべり台の例でも、他の子に譲ってばかりいては、いつまでたっても自分はすべれません。

周りのことも意識しなさいの言葉には大事な言葉が隠れてしまっています。

それは別に「やるなとは言ってない」ということです。

そう、すべり台ですべるなと言っているわけではないのです。

「(すべり台で遊んでもいいけど、)周りのことも意識してね」、が本来の言葉なのです。

しかし周りのことを意識しろ、が強すぎて、別にすべるなと言っているわけではないのに勘違いしてしまいます。

すべっても、もちろんいいのです。

ただし周りのことを意識すればいいのです。

このことを理解せず、単に禁止ばかりが頭にあると、何も動けなくなってしまいます。そうです、すべり台で遊べなくなるように。

そうではなくて、遊んでもいいのです。自分が好きなことをしていいのです。

ただし周りの迷惑になってないかと気を付ける。それが気遣いだと思うのです。

ぼくは周りのことを気にしすぎて動けないことがよくありました。それはこれが原因です。自分の中の禁止ルールで動けなくなっていたのです。

そうではなくて、まず最初に自分のやりたいことがある、その次に相手への気遣いがある。

相手への気遣いが最初にくるのは変な話です。それは相手から攻撃されたくないという防御の考えです。

防御していれば攻撃はされなくなるかもしれませんが、なにも自分が得たいことをすることはできません。

防御して自分の身を守ることを得られているという考えがありますが、そればっかりだとなかなかつらいものがあります。

やはり自分の好きなこと、やりたいことをしたいと思うのが、人間なのではないでしょうか。

まず自分のやりたいことをする、そしてその後に考えることとして、それによって不快な思いをする人がいないかを考え、両者を天秤にかけ、自分が何をすべきなのかをジャッジしていけばよいかなと、個人的には思います。

周りを気遣うのは、あくまで自分のやりたいことを実現させるために、確率を上げるためにやること

今回は以上になります。

お読みいただき、ありがとうございました。

2022-04-23|
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