今を犠牲にして、未来に投資する違和感
みなさん、こんにちは。今日もブログを見に来てくれて、ありがとうございます。
今日は、タイトルにもある通り、今という貴重な時間を犠牲にして、未来に投資する違和感について話をしていきたいと思います。
例えば、子どもの頃、本当は遊びたいのに頑張って勉強をして、いい中学・高校に入るなんて、まさにそれですよね。
ただぼくはずっと疑問だったのですが、例えいい学校に入れても、次はいい大学という話になります。そしていい大学に入れたらいい会社という風になります。そして子どもができたらいい父親、会社の中ではいい上司ということで、頑張ることに際限がないのです。
これでは今がずっと辛いのに、それの終わりがない状態になってしまいます。これを改善するためにはどうすればいいかということについて、結論が出ているので、それについて紹介したいと思います。この考え方になってからは、いかに今を犠牲にして、未来に投資するという考え方が、お門違いだったかということがよくわかります。それでは本編に入っていきます。
過去→現在→未来という時間軸で考えない
まず確認しておきたいのですが、みなさんは「時間」をどのように捉えてますでしょうか。
時間とは下図のように過去→現在→未来という風に、左から右へと進んでいるようなイメージをお持ちでしょうか。
これってとても普通というか、常識的な考え方だと思うのです。時計だってこういう感じで、針が左から右に進んでいきますよね。それもあって時間は過去から未来へと進んでいくイメージがついているのだと思います。
しかしみなさんはご存知でしょうか。日本の江戸時代までは、時計の針は動かず、文字盤の方が動いていたことを。
これを聞いた時、ぼくは衝撃的でした。自分は動かず、イメージとしては、時間が未来から今に向かってくるようなイメージです。
もう少しイメージをつけるために違う例を出しましょう。
みなさんはマリオカートをやったことがありますか?スーパーファミコン版でも、Nintendo64でもSwitchでもなんでもいいですが、あれって、自分のキャラクターの位置は動かず、画面が切り替わっていきますよね。
あれって、自分の位置はずっと変わらず、画面が前から迫ってくるイメージありませんか。
ああいう感じで、自分の位置は変わらず、未来が前からやってくるイメージです。
もっと違う例を出しましょうか。回転寿司です。あれも自分は動かず、お寿司が勝手に自分のところまで回ってきますよね。ああいう感じで、自分は動かず、周りの環境が変わっていくイメージです。
これを踏まえて、次の話に行ってみましょう。
どういう未来を勝ち取るのか
先程の例たちの中で、回転寿司の話で続けていきましょう。回転寿司は先ほども話したように、自分は動かず、お寿司がレーンを使って自分のところまできて、そして去っていく形です。
例えばそのままボーとしていたら、何もお寿司は食べれないわけです。当然のことですが、自分の前に食べたいお寿司が来たら、それを取る必要があります。
そして回転寿司はある程度まで先が見えて、どんなお寿司がやってくるか見当がつきます。そしてこれも当然の話ですが、途中で誰かに食べたいお寿司を取られてしまう可能性もあるわけです。
これをぼくは、人生ととても似ている気がしています。人生も選択の連続です。例えばマグロが食べたいのだったら、マグロが来るまで待つ必要があります。(ここでは注文が個別でできるということは除きます) 他のイカやイクラを食べてお腹がいっぱいになってしまうと、マグロを食べることができません。ですから他のお寿司は我慢して、マグロが来るまで待つという選択肢になります。
これは先ほどの江戸時代の時計と同じで、未来(食べたいお寿司)が現在(自分)のところにやってくるイメージと似ています。どういう未来(お寿司)を勝ち取るかを、自分で選択するのです。
それではどういう選択をすればいいのか、という話になってくると思います。それを最後になりますが、次の章で話をします。
自分のやりたいことは、必ず、やり切る
今の自分が、どういう未来を勝ち取るかが重要だ、ということを話してきたつもりです。ではこういう話になると、「そうは言っても、自分がどういう未来を勝ち取りたいかがわからない」という声が上がってくるかと思います。
その意見はごもっともです。いきなり「未来の自分を想像せよ」なんて言われても漠然としすぎていて、よくわかりません。お金持ちになりたいとか、会社で偉くなりたいとかそういった漠然としたものしか出てこないでしょう。
なので、まず今の自分が何をしたいかを書き出してみることをおすすめします。例えば「今日は本を読みたいな」だったら、それをノートに書き出します。そしてこれが一番重要なのですが、何がなんでもそれをやり切るのです。そうすると、自分の中で、「あれ、なんか今までどうせ頑張ったって何も起きないでしょ、と思っていたけど、自分がやりたいことができたぞ」といって、驚きと喜びがあるはずです。これを積み上げていくのです。
ぼくもこの手法をやり始めて日が浅いので、今日やりたいことを今日やる、ということまでしかできていません。しかし最近だと、日曜日に多少の休憩時間を確保するために、土曜に家事を終わらせて、子どもと遊んだり妻のケアをしたりなどして、日曜に休憩を取るために頑張れることができ始めています。確かにこの頑張りは体力的にしんどい面もあるのですが、頑張れてしまうのです。それはなぜか。それは自分のやりたいことに向けて進めている実感があるからです。だから頑張れるのです。
ここが非常に重要で、自分のやりたいことができる、という実感が積み重なっていくと、次の目標ができても「次も必ずできる」という自信がありますから、頑張れるのです。しかし毎日の自分がしたいことをさせていないと、「どうせまたできないんでしょ」と自分を信じられなくて行動が取れません。だからなし崩し的に日々を過ごしてしまい、希望が薄れていってしまうのです。
まとめ
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。まとめると、
- 過去から未来へ進んでいるのではなく、未来が現在にやってくるというイメージを持つ
- ではどういう未来を掴み取りたいのかを考える
- そんな先の未来ではなく、今の自分がやりたいことをノートに書き出す
- 書き出した内容は必ずやる
- それを続ける。そしてできた自分を逐一確認する
- 目標達成のためにしんどい場面にぶち当たっても、頑張れるようになる。自分に自信がつく
といった内容でした。
ぼくはこの記事を書く上で、とても参考になったYoutubeチャンネルを紹介して終わりにしたいと思います。
【超重要】本来の「時間の流れ」を知ったら、やらずにはいられないこと。
未来が現在にやってくるというインプットをさせてもらえたのはとても貴重でした。ぜひ皆さんもご覧になってみてください。
今日は以上になります。読んでいただき、ありがとうございました。もしよかったら読んだ感想をコメント欄にお乗せください。それではまた来週です。
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