新連載 ドラクエ写真道
本日も、ブログを読んでくださり、ありがとうございます。
前回の記事にて、これからは、自分が撮った写真の販売活動に注力していくと書かせていただきました。
そのために何をしようかと考えた時に、まずは写真の良さ、おもしろさみたいなものを記事にして書いてみようと思いました。
ただ、普通に写真の良さを書き連ねても、そういった記事は他にごまんとあります。どうすれば読者の方におもしろく読んでいただけるか、考えていました。
そうして行き着いたところ、自分が昔どハマりしたドラクエとコラボしながら書けばおもしろいのではないかと思いました。
ドラクエとは皆が知っているロールプレイングゲームで、11作品まで現在発売されています。
私は8までしかやったことがないのですが、特にスーパーファミコンで発売されていた、ドラクエ1〜6までが本当にどっぷりとハマりました。(1〜4はファミコンのリメイク版)
そして今思い返すと、それぞれのドラクエシリーズで、ひと作品ごとに特色が色濃く出ていたなと思うのです。以下が私が考える各ドラクエ作品の特色です。
ドラクエ作品の特色
- ドラクエ1:まものたちとの孤独な戦い(勇者は一人で冒険に出る)。一匹ずつ着々とまものを倒し、魔王までたどり着く。その姿は修験者のよう。
- ドラクエ2:一人きりの戦いではなく、仲間を迎え、パーティとしてまものたちと戦う。仲間がいると心強さが違う。
- ドラクエ3:パーティの職業が自分で自由に選択できるという画期的なシステム。大魔王のセリフ「ひかりあるかぎり やみもまたある」はあまりにも有名。
- ドラクエ4:シリーズ初のオムニバス形式。五人以上のパーティからキャラクターを選んで戦う。戦闘もAIでキャラクターが自由に行動するように。
- ドラクエ5:父、主人公、そして子どもと3世代に渡る冒険。従来ずっと敵であったまものたちを仲間にできるという、画期的システムを導入。
- ドラクエ6:二つの世界、つまりパラレルワールドを行き来しながら冒険する物語。3の職業システムも復活。
- ドラクエ7:プレイステーションで発売。個人的に、主人公の漁師の息子という設定が地味すぎて、かなり萎えた記憶・・・。
- ドラクエ8:3D でキャラクターも7等身くらいになり、リアルな世界観を演出。
以上が私から見たドラクエ像です。それぞれ特色が出ていますね。
このそれぞれの特色を、写真と絡め、写真の特徴をうまくお伝えできたらおもしろいのではないかと思い、この連載を始めてみようと思いました。
その名も「ドラクエ写真道」。まず今日はドラクエ2のテーマと絡めて、写真のおもしろさを書いていこうと思います。
写真、印刷しますか?
カメラがデジタルになって、すぐにディスプレイ上で画像を確認できるようになりました。
またスマホのカメラが高性能化し、とてもきれいな写真が撮れるようになっています。もはや大きなカメラは必要なく、スマホの写真で十分という人も多いでしょう。
そんな中、昔のように写真を印刷(プリント)する人は、さらに減っていると思います。
しかし、ここでお伝えをさせていただきたいことは、「プリントっていいよ」ということなのです。
私の手元には家族の写真をプリントしたアルバムがあります。それを今、見ているのですが、プリント写真はいいものです。
ああ、この時はこういうことがあったな とか。
この時はおもしろかったな とか、大変だったな とか、いろいろな思い出が胸から湧いてきます。
子どもたちが小さい頃の写真を見返すと、とても可愛いですし、赤ん坊のぷにぷにした顔を見ると、あの触った時の感触がよみがえってくるようです。
そしてしばらく見ているとある思いをします。それは自分は一人きりではなく、色々な人に囲まれ、とても幸せな人間だということです。
おそらくそれぞれの写真を撮ったときは写真を撮ること自体に集中しているので、そんな時に「おれって幸せだなぁ」なんてことは思いません。
しかしプリントしアルバムにし、時間を置いて見てみると、客観的にその時の場面を見ることができます。そして「こんな人たちに囲まれている人って幸せだな・・・っておれじゃん!」と改めて気付くことができるのです。
一方、こんな疑問も浮かぶと思います。それは、「いや、別にプリントしなくても、スマホで写真を見ればいいんじゃないの」というご指摘です。それについては次項でお話ししていきます。
なぜスマホ写真ではだめなのか
ここでこれをご覧のみなさんも、ぜひご自分のスマホを開いて、写真の一覧を見ていただきたいのです。
残念ながらスマホはその便利さから、パシャパシャと何枚、何十枚と気軽に撮れてしまいます。その結果、写真データの中がぐちゃぐちゃになっており、どうしても没入感に欠けてしまいます。
近所の写真があったと思ったら、次に家族と行った観光地の写真が出てくるなど、脳の中が混乱し、うまく感情移入することができず、幸せも感じにくいのです。
一方プリントした写真アルバムでは、製本行為を経ています。ここでいう製本行為とは、この写真がいいなと思い選択をしているということと、写真の並びを配慮しているということです。つまりいい写真をちゃんと選別し、見る人が見やすいように見る順番まで考慮されているということです。ここまでされていると例えば子どもの写真で、1歳から5歳までのアルバムという風にすれば、時系列に沿った子どもたちの写真が見れるわけで、子どもたちがいる幸せを噛み締めることができます。
そのため、別にスマホ写真でもフォルダを作り、そこに任意の写真たちを入れて見れば、かなりプリントアルバムと似た形にはできます。しかし写真データはすぐに他の写真にスクロールすることができてしまいます。それはそれで便利なのですが、どうしてもまじまじと見るということができません。しかしプリントされた写真であれば、移動したり、なくなったりすることがありません。飽きるまでその写真を見ることができます。またスマホと違い、プリントの写真サイズ(一般的にはLサイズ)の方が、大きくて見やすいということもあります。変わらないということと大きいということも、没入することにおいて大事な要素なのです。
ドラクエ2 仲間がいる安心感
ここでドラクエ2のことを思い出してみます。初めは主人公のローレシアという国の王子だけで冒険を始めますが、少しするとサマルトリアという国の王子が仲間になり、ゆくゆくはムーンブルク国の王女も仲間になり、晴れて三人のパーティが出来上がります。
主人公のローレシア王子は力や体力はあるのですが、魔法が使えない戦士タイプです。一方最後に仲間になるムーンブルク王女は魔法使いタイプで、さまざまな呪文を覚えることができますが、非力で体力もありません。そしてサマルトリアの王子はちょうど二人の中間、力もそこそこで、魔法もまあまあ使える器用なタイプなのですが、突出した強みはありません。
このようにお互いの強みと弱みがでっこみ引っ込みしており、それをうまく補いながらまものたちと戦っていきます。
私は写真アルバムを見ながら、これと同じようなことを、家族の皆としているなと思うのです。
うちの妻はとてもしっかりもので、厳しいながらも家族のために色々と尽くしてくれます。
娘も妻に似てしっかりもので頼れるお姉ちゃんです。また優しい性格です。
息子はマイペースですがとても個性的でおもしろい子です。
そして私はひどく変わりもので、考えもあまり人と似ないのですが、ほんわかした性格でそれが外にも出ているかなと思います。
それぞれ性格が違う四人が一緒に暮らしているわけですが、うまく協力しながら生活できています。
しっかりもののお姉ちゃんは弟を見て、
弟はマイペースながらも持ち前の明るさで家族を元気づけ、
妻は全体的にゆるみがちな家族を、ぎゅっとハンドリングしてくれ、
私は全体的にほんわかした雰囲気を家族に対して出して、緩急がついている気がしています。
これはお互いの強みと弱みをうまく補強、補完しながら冒険を進めるドラクエ2の三人と、とてもよく似ていると感じます。
それを客観視させてくれるのが、写真プリントとアルバムなのです。自分は一人ではなく、パーティを組んで冒険をしている。多忙な毎日を送る中ではなかなか気づかないことを気づかせてくれるのが写真アルバムなのです。自分は幸せで、心強い仲間がいることを気づかせてくれるツールが写真アルバムです。つらい時に乗り越える元気をもたらせてくれるのが写真アルバムです。皆さんも写真アルバム、作ってみませんか。
写真アルバムの作り方
ここでおそらく皆さんは、「え〜、写真アルバムなんて作るのめんどくさいな。印刷しなきゃいけないし、アルバムも買わなきゃいけないんでしょ」とお思いでしょう。
そんな思いを払拭してくれるサービスがすでに世の中にあります。
例えばしまうまプリントでは、写真データを選択するだけで、印刷・製本してくれ、自宅まで届けてくれるサービスがあります。
https://www.n-pri.jp/photobook
プレゼントとしても喜ばれそうですね。
また、自分でオリジナルのものを作りたいとなれば、100円ショップや電気屋、写真屋さんに行けばさまざまなアルバムが置いてあります。自分でお気に入りのものを探すのも楽しいですね。
そしてプリントの方ですが、これはもうコンビニで簡単にできてしまいます。
スマホの写真データを転送したり、カメラであればSDカードを持っていけば、一枚数十円ですぐにプリントできます。家にプリンターがなくても印刷できてしまうのは便利ですね。
このように実はそこまで面倒くさくないのが写真アルバム作りです。昔であれば、フィルムカメラで撮って、それの現像・プリントを写真屋さんにお願いして取りに行って、百貨店でアルバムを買ってきてという工数がかかりましたが、前述のしまうまプリントであれば、それらが全て自宅でできてしまいます。
それでなくても、100均とコンビニで全てが完結できてしまう時代です。
そんなお手軽なやり方で、幸福感を感じることができるこの写真アルバム作りは、本当におすすめです。
最近、ひとりぼっちで孤独感を感じていたり、なんだかやる気が起きない人に特におすすめです。一度やっていただけますと幸いです。
このような形で、ドラクエシリーズの要素と、写真のおもしろさを絡めて、今後毎週の頻度で連載していきたいと思います。引き続きご覧いただけますと幸いです。
それでは今後ともよろしくお願いいたします!












コメントを残す