第2部も、5章までを終えて
いつも、ブログを見てくださって、ありがとうございます。
今、ぼくは小説を書いているわけですが、前回の第1部を10章分書き終え、さらに第2部の5章までを書き終えました。
ここまでの経過と振り返りをしておこうと思います。
第1部との違い
第1部はクウという青年が、自分の人生を見つめ直すという個人的なストーリに基づく話であった。
今回の第2部は、第1部の重要な登場人物のケイを主人公として、物語を作ってみた形だ。
ケイは学校の教師で、クウにさまざまなアドバイスをする。第1章から10章まで通して非常に重要な人物であった。
そのケイを中心に、学校の生徒10人をケースワークとして、いろいろなテーマを絡めて話を作っている。
ちなみに時系列としては、クウとケイが出会う少し前を設定としている。
10人分のキャラクターを作り出す難しさ
第1部の「クウのぼうけん」でもいくつものキャラクターが出てきたが、今回は1話ごとに新しいキャラクターが出てくるような形である。
テーマと物語を作るプラス、キャラクターを作り出す必要があるので、それが第1部とは違って、自分としては訓練となっている。
ただ、キャラクターを作ってしまえば、あとは勝手に話を進めてくれるので、それは特段困ってはいない。
どのテーマにするか
第2部も10章で終わらすつもりなので、10個のテーマを取り扱えるわけだ。
特に何か考えているわけではないのだが、やはり以下のようなテーマを自分は取り上げがちだということが、今回のことでもわかった。
- 好きなこと、得意なこと
- 性格は直さないといけないのか
- なぜ仕事をするのか
- 好きなことでは食ってはいけないのか
- どうすれば楽に生きていけるのか
- 完璧主義を捨てられない
おそらく全て、自分の頭の中で考えている、解決したいテーマなのだろう。それを10人の生徒とケイを使って、何かしら自分の考えを表現したいのだと思う。
今後について
今後もあと5章分、うまいことキャラクターを使わせてもらって、伝えたいこと、表現したいことを残していければと思う。
前回の第1部で、自分の伝えたいことのコアとなる部分は文書化できたような気がしている。
今回の第2部でそれを補完、肉付けするようなイメージで、今物語を作っている。
じつは第3部も構想ができていて、おそらく第2部が完成次第、少しまた時間をあけて、第3部を執筆するのだと思う。
小説を書いていてしみじみ思うことだが、この体験は実に楽しい。筆を進めると、自分の思ってもみなかったことを書き始めるから、不思議なものだと思う。
それにそれが文字として形となって後に残るというのが良い。やはり自分の考えとかを誰かに伝えたい、残したいという欲望が、自分の潜在意識の中に潜んでいると、つくづく感じる。
以上

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