(134) 不幸せからの回避
今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
すっかり暑さも和らぎ、肌寒い日が出てくるようになりました。
我が家は電気代や地球に優しくないのは分かっていながら、寝る時はクーラーをつけっぱなしにして寝ています。それも最初の1時間くらいで、あとはクーラーなしでも寝れるようになってきました。
もう一年も後半戦なんだなと思う、今日この頃です。
さて、今回は、生きていく上で、この考え方を持っていれば、不幸せにならないのではないかという、考え方を4つご紹介していこうと思います。
よく、人生を好転させたり、幸せにするための考え方はいろいろなブログで紹介されていると思いますが、この記事では、不幸せにならないという若干ネガティブとも捉えられかねない書き方になっています。
なぜ幸せではなくて、不幸せにならないのか。その辺りも含めて紹介していきたいと思います。
人間は欲深い生き物
まず前提として頭に入れておかないといけないことは、人間は非常に欲深い生き物ということです。
人間の生きる目的は文字通り、「生きること」、ぼくはそういう風に考えています。生き物の目的は生きること、そう言い換えても差し支えありません。
ですから、人間は自分が生きるためだったらなんでもします。その欲望は尽きることなく、何かを得られたとしてもまた違う何かを得ようとします。悲しいかな、それが人間の性(さが)なのだと思います。
その前提に立つと、幸せになりたいと思っても、次から次へと欲が出てくるので、際限がなく、どれだけ得ようとも満足ができません。これを手に入れたら幸せになれると思っても、また違う何かが欲しくなってしまい、ずっと幸せになれないのです。
一方、不幸せにならないのは簡単です。そのために不幸せとは何かを考えてみましょう。
これは人間が生きる最低条件を考えていけばいいので、比較的簡単です。まず衣食住が整っていること。服がなければ寒く、食べ物がなければ飢え死にしてしまいます。住むところがなければ快適に過ごせません。あとは病気になっていないとか、家族がいるとか、かなり根本的なところまで立ち返っていきます。
幸せになるためには、仕事で人から認められたいとか、有名になりたいとか、はたまた自己実現したいとか。けっこう承認欲求に関わるものや、あやふやなものが多い印象です。
それに比べて、衣食住が整っていることとか、病気になっていないとか、根源的なものは、その定義が明確です。定義が明確ということは、不明瞭なものと比べて圧倒的に達成がしやすいです。そのため、この不幸せにならないことを実行し、達成することで、最低限不幸せにならずに済むことができます。際限のない幸せより、達成がしやすい不幸せにならないことを実践した方が、幸福度が高くなるのはこのためです。
次から、具体的に、不幸せにならないための考え方を4つにまとめてご紹介していきます。
不幸せにならないための考え方 4選
健康第一
まず自身の健康が最優先です。これは衣食住が揃っているという身体的なものから、精神的な健康まで含みます。疲れてしまっていたり、ストレスを抱えて元気がない状態も、よくありません。目安として、明日が来るのが楽しみであるくらい、希望に満ち溢れているのが望ましいですが、まずは今、体にどこも不具合がなく、気持ちも平常であれば、OKです。
家族無事
次に自分の家族のことです。これはパートナーや、お子さんがいればその人たちを指します。また自分のご両親や祖父母、親戚等も含みます。彼らが今、健康であり、元気に過ごしている。それさえあれば、本来何も必要ないはずなのです。欲にまみれると、この基本的なことを忘れがちなので、再度認識する必要があります。
世界平和
3つ目は世界が平和であることです。もしかすると、世界というスケールで見ると戦争が起きているかもしれませんが、まず自分の身の回りにおいては、戦前のような戦争に行かなければいけないとか、どこからか攻められる心配はない。これも恐ろしくありがたいことです。人類の歴史を見てみると、各地で戦争を起こし、平和な時代の方が少ないように思えます。そんな中自分は平和な世の中で暮らせている。忘れてしまっているけれども、これはよくよく認識しなければならない事実だと思います。
収入あり
そして直近の身近な話として、仕事をしているなどして、収入があるということです。ややもすると、仕事が面倒くさいとか嫌だなと思う日もしばしばありますよね。ただ一方その仕事をしているため、収入が得られていることも事実だと思います。その収入があるからこそ、何かを買ったり、家賃を払えているわけで、収入があるということは貴重なことです。また、仕事があるということは、自分自身が社会から必要とされているとも捉えられる事実であり、そういった現状に感謝すべきと思うのです。
このように、不幸せを回避するためにはこの4つを最低限押さえておけば、大丈夫だと思います。上を見上げれば見上げるほど、幸せの階段はずっと積み上がっています。
もちろんその階段を駆け上がっていく人生も素晴らしいと思います。ただぼくの場合は、幸せの階段を登るのももちろんいいけれど、それに疲れてしまったら、今踏んでいる階段が、いかにすでに幸せであるということを再認識した方が、逆に幸せになれることをお話ししたかったという次第です。
最後に不幸せにならないための4つの法則を復唱して終わりにしたいと思います。
健康第一、家族無事。世界が平和で、収入がある。
今回は以上となります。お読みいただき、ありがとうございました。
タイトル「世界に花を」
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