(35) 分からない時は、分からないままでいい

この言葉の通りなのだが、何か分からず、モヤモヤしている時は、そのままでいい。無理に分かろうとしなくていい。

分かるとは「分ける」ということで、この「分」という字は、八の字に刀でスパッと切るイメージがある。分からなくてモヤモヤしているものを、スパスパと切って行って細分化することによって、一つ一つが掴みやすくなり、理解ができるということだ。

もし分からない時はそのモヤモヤが大きすぎるか、スパスパと切る刀をまだ持っていないかのどちらかだ。そういう時は無理にその敵に対峙する必要はない。もう少しレベルが上がってからトライすればいい。

時折、いやこの問題から逃げてはいけない、立ち向かうべきだと思ってしまう時もあるだろう。でもそういう時は大概頭を悩ませて疲労するだけ疲労して、何も進まないことが大半である。

一方、何も考えていないのに突然閃き、分からなかったことが、体系立てて腑に落ちる時もあるから不思議だ。

だからそういう閃きが来るのを待って、分からない時はそのまま放置でいい。

問題は解決するものだと思ったが、問題は放置していい、というのは斬新だ。

野球選手の川崎選手が、悩みは放置していいと言っているYouTubeがあるが、参考になる。

頑張りすぎは、良くない。

2022-09-17|
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