みなさん、こんにちは。今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
前回の話と少し似ているのですが、今日は、無理しないことの重要性について、話をしたいと思います。
欲求には終わりがない
人間は元来、欲深い生き物だと思うのです。
例えば今喉が渇いてしょうがなかったとします。そこへ水を与えてみます。その時の嬉しさや幸せの度合いはかなり高いものでしょう。
しかし一旦喉の渇きが満たされてしまうと、次はお腹が減ったなど違った欲望が生まれてきます。
そしてその飢えを満たしてあげると、次は安全な場所に移動したいなどという欲望が出てきます。
いわゆるこれがマズローの欲求段階説であり、生理的な欲求が満たされると、次は安心安全欲求、そして社会的欲求とどんどん欲求が高次なものに展開されていくというものです。
このように人間の欲望は果てしなく、満たしても満たしても、次の欲望が現れてきます。
ですから日々生きている中でも欲求はどんどん生まれています。最初はなんとかお金を稼ぐことができれば満足していたものの、もっと高給取りになりたいとか、もっと休みを増やしたいとか、もっと周りから尊敬されたいとか、欲求は際限なく現れてきているのではないでしょうか。
これはいわゆるラットレースで、走っても走ってもゴールがあるというものではありません。次を満たしたら、また次の欲求が出てきて、また走らなければならないのです。
そこで今日話をしたいポイントが、「無理しない」ということなのです。
終わりがないなら、自分で終わりを決める
仕事でも、やり出したらキリがないですよね。ある仕事をしても突き詰められばもっと他の仕事がありますし、やろうと思えばいくらでもできてしまいます。
だから”労働時間”ということで、有限なもので区切る必要があったりするのです。仕事も時間を決めてやらないと、体力と気力が続く限り、やることになってしまいます。
もし時間で区切らないとすれば、どこかゴールを自分で決めるべきです。今日の仕事はここまでにしよう、そう決めないと、ずっとやり続けることになってしまいます。欲求に際限がないのならば、自分でゴールを決める必要があるのです。
自分に大丈夫だよ、と許しを与える
それを助ける考え方として、”無理をしない”があります。人間どうしてもさらによくなりたいという欲望があるので、「もっと頑張らなきゃいけない」と自分にムチを打つことがどうしても多くなってしまいます。
そうではなくて、
- 別に大丈夫だよ
- やらなくても悪いことは起きないよ
- 肩の力を抜きなよ
と、もう一人の自分がいるかのように、自分に対して声をかけてあげるのです。
こうすることで、「頑張らなきゃいけないスイッチ」が解除され、勢いがつきすぎるのに、ブレーキをかけてくれます。
「頑張らなきゃいけないスイッチ」によって加速する欲望を、自分の理性というブレーキで止めてやる必要があるのです。そんなに無理しなくても大丈夫だよと。
まとめ:ゴールを決めて、自分に許しを与える
今日は無理しないこと、欲張らないことの重要性について、話をさせてもらいました。
ぼくは自分に厳しく接してしまうことが多々あるので、「もっと頑張らなきゃ!!」と頭の中で考えたら、もう一人の自分が「大丈夫、そんなに無理しなくて大丈夫だよ」と声をかけてあげることにしています。それにより文字通り肩の力が抜け、無理をしないようになってきています。
何かの参考になれば幸いです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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