第2回目 「しばさん」
今回は、しばさん第2回目ということで、撮影・印刷をしてきたので、その内容をメモしたいと思う。
しばさんとは、縛りのある写真散歩の略で、どんどん高度化していくカメラ技術に逆行し、さまざまな縛り事項を自分に付加させることにより、撮影が難しい状態にして、写真散歩を楽しむというものだ。
詳しい内容はこちらの記事をご参照いただきたい。
目次
前回記載内容から変更した箇所
残枚数縛りはなし
まず撮影可能枚数を32枚までにしておくことをやめた。これはやってみるとわかるのだが、いちいち残枚数を32枚にセットしておくことがかなり面倒くさい。また、撮影画素の問題で残枚数も微妙に変化するため、ピッタリ32枚に揃えておくことが非常に億劫である。そのため、残枚数を任意の数値にしておくことはやめた。残数については、縛りはなしとする。
レーティングをしてセレクトする
撮影後印刷をするため、どの写真を印刷するかセレクトする必要がある。これはレーティングをつけておくことで解決したのだが、なんとセブンイレブンのマルチコピー機では、画像につけたレーティングを判別してくれない。結局コピー機前でセレクトをする必要がある。ただ、このときあたふたしないためにも、あらかじめ良いと思った写真はレーティングをつけておき、自分の中で整理しておくことをおすすめしたい。
また、小冊子で印刷するため、偶数で指定しておかないと、空白ページができてしまう。前回記事で、4の倍数と書いてしまったので、後で「偶数」ということで修正しておきたいと思う。
ここでまた注意しておいた方がいいことは、見開きページに関してである。
まんがの見開きのように、2枚の絵を並べることで、ダイナミックさを表現したりすることができるが、その時は、偶数+奇数のこの順番のところに写真をセットすると良い。
つまり、「2枚目と3枚目」、「8枚目と9枚目」という形だ。間違っても、「3枚目と4枚目」、「9枚目と10枚目」と、奇数+偶数の順ではない。こうすると見開きにならず、1枚ずつずれてしまう。
当然のことなのだが、縦写真を横に2枚並べて見開きにすると横写真、横写真を縦に2枚並べて見開きにすると、縦写真になる。横写真を横に並べられるわけではないので、注意が必要だ。
また、前回記事にて、横写真の小冊子印刷はまだやったことがないと書いたが、今回やってみた。そうしたところ、何の問題もなく印刷できた。
撮影後のモニター確認、解禁
これも、解禁してしまった。前回モニターは隠して行ったところ、ちゃんと撮れているのかという点がどうしても気になってしまい、写真を楽しむ行為が損なわれた気がした。
そのため、無理にモニターを見ないことを課すのではなく、いつも通りモニターで撮影後写真を確認するようにした。これについては、元に戻して良かったと思う。
1本のみ、レンズ交換可能
今回どうしても遠くにいる鳥の写真が撮りたくて、無意識に広角ズームレンズに切り替えを行った。やはり撮りたいと思うものは撮るべきだと思うし、1本だけならレンズ交換はありにしたいと思う。
AF解禁
今回は超広角レンズを用いたのだが、マニュアルでのピント調整がかなりしづらい。ということで、AFも解禁。あまりにマニュアルフォーカス調整がしにくいレンズもあるので、MF、AFはその時の気分次第で良いこととした。
改版内容
以上のことより、第2回目を通して改版された内容はこちらである。
気付いた点
カメラをずっと首から下げていると、臨戦態勢になり、心が疲れた
これは前々から感じていたが、カメラをバッグから取り出し、首から下げて散歩をしていると、臨戦態勢になっているというか、何かいいものを撮ってやろうという気持ちになり、心が攻撃的になる。
そうなると、せっかくのぶらついた散歩が、実に戦々恐々としたものとなり、心がちっとも休まらない。
面倒だが、次回からいちいち撮影が終わったら、バッグにカメラを収納し、撮影するとき以外は、普通の散歩と変わらないようにしたい。首から下げていつでも撮影できるというのは便利だが、それに伴い、撮らなきゃいけないという殺伐とした雰囲気になってしまうので、これは個人的には改良していきたい。
形に残るのが良い(小冊子)
これは予想以上の効果であったのだが、撮り終わった後、印刷をしてできる小冊子がなんとも言えず良い。やはりB4、A3サイズになるとかなり大きいし、見応えがある。小さな液晶だとわからないが、大きなプリントで見ると細かいところまで観察することができる。
それに写真集のようなストーリ構成の、非常に良い練習になる。ぼくはふらふらと散歩をして、いいと思ったものを撮影し、後でセレクトするか、今はまだ物語性がいまいち出ていない気がする。ただの写真の羅列である。これを一本のストーリとしてどう構築していくのか、今後鍛えていきたいと思う。
また第3回目を実施したら、レポートは書きたいと思う。
以上
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