(143) 許すということ

今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。

今日は「許す」ことをテーマに、書いていきたいと思います。

この「許す」というのは簡単に見えて、実は難しい課題です。なかなか他人を、そして自分を簡単に許すことはできません。

それはなぜなのか、自分を許して楽になるためにはどうすればいいのかなどを書いていきたいと思います。

自分を許すのは難しい

まず自分に厳しい人は、自分を許すのが苦手です。

完璧主義になりがちなので、自分の失敗をなかなか許容することができません。

  • 朝早く起きようとしたのにできなかった。
  • はっきりと断ろうと思ったのに、できなかった
  • 筋トレを毎日しようと思っていたのに、できなかった

このように自分の失敗を責めてしまいます。

これは精神衛生上、非常によくないです。自分を責めあげて、疲弊してしまいます。

自分を許せないと、他人も許せない

ここで溜まったストレスは、自分以外にベクトルが向きます。

なんで自分はこんなに大変な思いをしているのに、報われないんだ。

どうして他人の方が優遇がいいんだ。

などと、不公平であることに文句を言い始めます。これは自分を責めた際のストレスが溜まっており、何か不条理なことを見ると、それを非難したくなります。修正したくなります。

でもなかなか他人に文句を言うことなどできない。こうなるとさらにストレスが溜まっていくのです。

まず、自分を許すこと

そのためまず一番最初にすべきことは「自分を許すこと」です。

ダメな自分でいい。できなくていい。失敗してもいい。

そう言って自分を許し、許容してあげます。

そうすると、心に余裕ができ、多少のことであれば、他人を責めたりしなくなります。

自分も許されているのだから、他人も許してあげよう。そういう気持ちになります。

ですから、まずは自分を許し、ここのキャパシティを十分取ってあげる必要があるのです。

でも、それは甘えでは?

ここまで言うと、一つの疑問が頭をもたげてきます。

そんな自分を許してばかりで、自分を甘やかすことにはならないか。成長につながらないんじゃないかと言う意見です。

確かに自分を甘やかし続けたら問題です。ですが、だいたいこういった自分を責めやすい人は、あまり自分を甘やかす習性がないため、かえって少しくらい甘やかす方がバランスがいいのです。

ですから、まずは自分を許すという方向でいいのかなと思います。

自分を許すことで、相手も許せるようになる

いつも自分を叱咤してしまう人は、よく言われることですが、自分を許し、許容してあげることをおすすめします。

そうすることによって余裕が生まれ、他人にも優しくできると思います。

どうしても自分に余裕がないと、他人にまで気を配るということができません。

他人のためにも、まずは自分をリラックスした良い状態に持っていくことが、結果として他人のためにもなるのです。

今日は以上になります。

ありがとうございました。

タイトル「ゆるし」

太陽はいつも私たちを許してくれている

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