まとめ回 第1章〜第5章
主人公クウの物語も第5章まで進んだ。
この物語は第10章で完結する。クウは一体最後、どんな結末を迎えるのか。
ここではダイジェストで第1章から第5章までの内容を振り返りたいと思う。
第1章 好きなことを見つける
タール村に住む、青年クウ。彼はコンコルド街にある”チョウリ”という工場でできた皮製品を、近くの村々に売る仕事をしていた。
物語の最初、クウは仕事へのモチベーションが下がってしまっている。自分の人生がこのまま過ぎて最期を迎えていいのか、疑問を持ち始めている。
そんな時、偶然、教師をしているケーと出会う。ケーとの会話から、人生に楽しみを見つけるためには、好きなことを見つけてみてはどうか、と助言を受ける。
全てはここから始まった。
第2章 稼げないとダメか
クウは自分の好きなこと探しを始めた。そして実は絵を描くことが好きだったことを知る。
しかし、絵を描くことで一戦も稼げない。そんな無意味なことに時間をかけるよりも、もっと自分の今の仕事の役に立つことを勉強した方がいいんじゃないかとも思う。
しかしケーとの話の中から、まず、直感に従って、やってみることを勧められる。この世の中、何か動いてみないと、何が起きるかわからない。
まずやりたいんだったら、やってみるのでいいんじゃないかと、クウは思い直すのであった。
第3章 性格を直すべきか
クウは自分の性格のことで悩んでいた。自分の性格を直した方が、周りの役に立つと考えたからだ。
しかしケーはそんなクウを責めなかった。このままでいい。このままの自分でいい。自己を受け止め肯定する気持ちが芽生え始めていた。
第4章 人生とはなにか
本業の仕事がうまくいかないクウ。そんな時、占い師ダーヨと出会う。ダーヨはクウに、クウの人生には”主人公感”がないから、何をやっても満足できないのだと忠告をする。
ダーヨに言われたように、何事も自分ごととして積極的に取り組むようになるクウ。そうすれば物事はおもしろいように変わっていくのであった。
第5章 仕事とはなにか
なんのために仕事をするのか。なんのために生きるのかと同じく、一度は人は考えたことがあるのではないか。クウも御多分に洩れず、その悩みにあたっていた。
ケーから、生きるための5つの要素の話を聞く。そしてどういうふうに生きていくかを。
仕事とはなにか、それは誰かの役に立つこと。そしてそれを自分で舵を取る。それが人生のスタートラインだ。
このクウの物語もあと5話。クウはケーやダーヨとの出会いと経て、何を見つけるのか。
以上

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