(105) 自己裁量権とはなにか

この自己裁量権を自分で握っていないと、なんだか周りの全てに振り回されっぱなしで、自分が好きなこともできず、悶々とした日々を送り、非常にストレス過多な毎日を送る羽目になってしまう。

まずそもそもこの自己裁量権というものはなにか。これはぼくの造語だが、本当にこういう言葉があるのかもしれない。ぼくの中でこの言葉の意味は、「自分の人生の舵を、自分で取っているかどうか」ということである。

これをしなきゃいけない、あれもしなきゃいけないと考えていると、それにがんじがらめになり、自分の好きなことが自由にできなくなってくる。

あくまで自分の裁量や意思に基づき、それらを実行していると思えなければ、何事にも積極的に立ち向かえない。

逆に自分の中で、自分の意思を持って、物事に立ち向かえている人は強い。全てが自分ごとで、責任を持って対処することができる。

しかし、自分で手綱を握って、自分の人生を進んでいくことは、嵐の中を突き進む、1隻の船のようなものだ。

海はしけるし、もしかすると船が壊れるかもしれないし、乗組員も逃げてしまうかもしれない。そんな試練の連続が、自分の人生に責任を持って、立ち向かうということなのである。

だから、まず一人でこの嵐に立ち向かっている時は、適度に休息や休憩を取ることが必須なのである。

そうしないと来る日も来る日も嵐ばっかりで、さすがに嫌気がさして、その旅をやめてしまうかもしれない。

そうならないためにも、適度に休憩を入れて、その船を癒してあげないといけない。

また自己の休息以外に大事なこととして、仲間を作るということも挙げられるかもしれない。自分が不得意なことをやってくれる人だったり、自分の回復を手伝ってくれたりなど、自分を助けてくれる存在だ。そういった人や道具があれば、心強い。

人生という荒波に毎日オールを漕ぐだけの日々だと、それは誰でもつらい。

それを乗り越えるには、適度に力を抜くことと、楽にしてくれる仲間を作ることだと思う。人間は一人では生きられないのだから。

以上

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