伝える大事さ

なにか日常生活においても、意図を伝え、コミュニケーションを図っていくことが重要なことかと思います。

家の中で誰かに「それ取って」と伝える。

学校で嫌なことをされたらそれが嫌だと相手に伝える。

仕事の中で誰かに指示を伝える。

自分の意図を誰かに伝えることによって、人間同士協力し合って、何かを成し遂げています。

一方、伝えるではなく、「伝わる」という言葉もあります。よく似ていますが、微妙にニュアンスが違うようにも受け取れます。

音が伝わる

意図が伝わる

気持ちが伝わる

この「伝わる」と「伝える」では何が違うのでしょうか。今回はそのことについて、考えていきたいと思います。

伝えるは主体が自分、伝わるは主体が相手

伝えると伝わるの違いは、主体を自分と相手、どちらに置くかということだと思います。

伝えるは、「自分の気持ちを伝える」と使うように、まさに自分の気持ち、意思を相手に伝えたいという主体的な動きが見られます。

一方、伝わるは、結果として何かが対象に影響を及ぼしたことを示しており、自分の意思にはあまり関係がありません。

気持ちが伝わるというのは結果として気持ちが伝わった状態を指しており、気持ちを伝えるという主語が自分であるときとは様子が違います。

伝えるとは自分の意思を相手に伝える行為を指し、伝わるは、結果として影響が相手に及んだ状態を指します。

図1 伝えると伝わるの違い

伝えるを意識する大事さ

私はこの、伝えるということを意識することが大事だと考えています。

なぜなら伝えるというのは人間が生きていく中でコミュニケーションを取る上で、非常に大事なことだからです。

私は今、幸福な気持ちである

私は今、お腹が減っている

私はあなたにこうしてほしいと思っている

それを頭の中で念じていても、何も変わりません。相手に何かをして欲しかったのならば、それを言葉にして相手に伝える必要があります。

赤ちゃんは言葉を喋れません。だから泣いたり、笑ったりして、自分の気持ちを相手に伝えようとします。これはあくまで”伝える”であって”伝わる”ではありません。泣いてお腹が減っていることを伝えたからこそ、「あっ、お腹が減っているのかな」と相手に伝わり、行動を起こすのです。

そのため、伝えるとは相手に何かをしてほしい際の、きっかけになる行為です。これがなければ何も始まらないのです。ですから、まずこのきっかけとなる伝えることを意識するのがとても大事だと考えています。

伝えることを磨く

日本人は雰囲気で察するなど、あまり具体的に言葉にして相手に伝えるというのを、あまりよしとしない文化だと思います。ただどうしてもそれだけだと不足を感じてしまう時があります。そういった文化は大切にしつつも、なにか相手にして欲しかったら、それを自ら伝えようとすることも、同じくらい重要かと思います。

私自身、まさにこの日本の文化を受け継いでおり、自分の意見を伝えるのは図々しいなどの気持ちを持つことが多いです。しかし場面によっては言葉によりはっきりと相手に伝える方が効果的な場合もあります。

あまりずけずけと言い過ぎるのも良くないですが、結果として伝わったということよりも、自ら伝えようとする大事さを、自戒も込めてブログに書かせていただきました。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

以上です。

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